矯正治療とは
矯正治療の目的は、顎の中で乱れている歯並びを整え、噛んだときの上顎と下顎の歯の接触を緊密にすることで、理想的な咬合関係(噛み合わせの関係)を作り出すことです。
矯正治療を行うメリットは、見た目をよくする事だけではありません。歯磨きがしやすくなることで、お口の中の健康状態が良くなります。食べたものをしっかりと噛めることで、消化もより良くできるようになります。それらを得ることで、健康美にあふれる自信に満ちた笑顔を口元から表現することができるようになります。
当院における矯正治療の特徴
1)年齢について
当院では、子どもから大人まで、幅広い方の矯正治療を行っております。
子どもの矯正治療は、その子の歯の生えるスピードによって開始時期も異なります。
大人の矯正治療は、大人の歯がほぼ生え揃っている年齢から開始できます。年齢での上限はありません。
歯並びや噛み合わせで気づかれた事があれば、ご年齢を問わず、まずはお口の中を診せて頂けたらと思います。
歯や骨、歯ぐきの状態から矯正治療を行うには大きなリスクを伴う場合、矯正治療以外の治療法により気にされておられる点を改善できる場合などでは矯正治療計画およびそれ以外の治療計画の双方を、診断時に提示させて頂くことが可能です。
2)歯科治療をこれまでに多数受けておられる方や被せ物が入っておられる方について
当院では、一般歯科治療も行っております。そのため、既に被せ物(特にブリッジや被せ物を連結しているもの)などが装着されておられる為に矯正治療が困難である方でも、当院では矯正治療と一般歯科治療を組み合わせて治療を受けて頂くことが可能です。
3)救急処置について
当院では、矯正治療に対応できる歯科医師が常勤しております。そのため、曜日や日時の制限はなく、お困りの事が生じた折りには、即座に対応することができます。万が一、痛みなどの原因が矯正治療に依らず、他の原因で生じていても、一般歯科治療として対応することが可能です。
4)他院との連携について
当院では、他院から紹介にてご来院された患者様に、御紹介元と緊密な連携をとり、高度な歯科治療をご提供しております。
矯正治療は当院にて、御紹介元の歯科医院様においてその他の歯科治療を受けて頂くことが可能です。
治療の流れ
- 初診相談
- 何を気にされておられるのか、ご相談をお受け致します。
矯正治療を始める前に治すべきむし歯の治療や歯周病の治療などが見つかる場合もあります。
- 精密検査
- 歯の型、お口全体のレントゲン写真、お口の写真、お顔の写真を撮り、精密検査を行います。
詳細な問診票にご記入頂き、それを元に初診相談より更に具体的な問診を行います。
患者様の治療に関するご希望・ご要望をまずは詳しくお聞かせください。
- 診断および具体的な
治療方法のご説明
- 精密検査を元に、患者様の治療計画をご説明いたします。
- 矯正治療に先立ち
必要な歯科治療
歯磨き指導:
特に指導が必要な場合
- 矯正治療により装置をお口につけると、お口の清掃は難しくなります。
また、装置装着は原則としてむし歯のない健康な歯に対して行います。
必要に応じて、矯正治療に入る前に、それらの治療や処置を行うことが
あります。
- 乳歯列期の治療
3歳頃〜6歳頃
- 明らかな骨格性の異常を認め処置が可能である場合、第一期治療に速やかに移行できるように治療をおこなう事があります。
- 第一期治療
(子供の歯並びの治療)
6歳〜12,3歳頃
- 永久歯の生えそろっていない子供において、上あごや下あごの大きさや横幅、上あごと下あごのバランスを成長期において整える必要がある場合に、第一期治療(子供の矯正治療)を行います。
第二期治療(大人の矯正治療)をスムーズに行うために行う場合もありますが、第一期治療(子供の矯正治療)のみで矯正治療を終われる方もおられます。
- 定期診査(成長観察)
- 第一期治療の必要が無い方は、永久歯への生え替わりがスムーズに行えているか、また骨格の異常が生じてきていないかを年数回の定期診査でチェックします。
また、ご自身でつけ外しをする装置のみをお使いの方も、同様に年数回のチェックとする場合がございます。
- 第二期治療
(大人の歯並びの治療)
- 体の成長のピークが過ぎ、また永久歯がある程度生えそろった段階から開始する、永久歯の歯並びを整える治療です。開始する時期はお体の発育に影響を受けるため、個人差がございます。歯の表面もしくは裏面に“ブラケット”と“ワイヤー”を装着する“エッジワイズ装置”を使用して治療を行います。
エッジワイズ装置には、金属製およびセラミック製が御座います。
- 保定期間
- 歯並びを整えても、エッジワイズ装置を外すと、せっかく整えたきれいな歯並びが後戻りを生じて崩れてしまいます。それを防ぐ為に。リテーナーというご自身でつけ外しして頂く装置を用いてきれいな歯並びを維持します。
リテーナーを装着して頂く期間には個人差がありますが、少なくとも2年以上となります。
保定期間の来院は年に数回となります。
- 終了
- 矯正治療を終了されても、一般治療として定期的にメインテナンスに通院して頂きますと、併せて矯正治療後の問題が生じていないかを確認しております。
料金について
- 1.矯正相談料
- 3,150円(初診ご相談時)
- 2.検査料
- 21,000円(検査開始時に一括払いとなります)
※検査は場合によっては複数回にわけて行う場合があります。
- 3.診断料
- 7,350円(診断説明時)
※上記1~3は治療の内容によらず、全ての方に共通となります。
4.矯正基本料
- 子供の矯正治療を開始する場合: 315,000円
- 大人の矯正治療を開始する場合
1)歯の表面にはるブラケットが金属製の場合:
315,000円(スタンダード) もしくは 420,000円(ストレート)
2)歯の表面にはるブラケットがセラミック製の場合:
365,000円(スタンダード) もしくは 472,500円(ストレート)
3)歯の裏側にブラケットを貼り装置が見えにくいように矯正治療を行う場合:
お口の状況により個別に算定します
4)矯正装置を歯に貼らずに付け外しできる装置を用いて矯正治療をおこなう場合:
420,000円〜(おこなえるお口の状態は限られています 要相談)
- 部分的な矯正治療もしくは被せ物をする前処置としての矯正治療: 105,000円〜262,500円
- 子供の矯正治療から大人の矯正治療に移行する場合:
ブラケットが金属製(スタンダード)以外をご希望の場合もしくはオプション加算を選択された場合には、子供の矯正治療の基本料との差額を算定いたします。
金属製(スタンダード)を選択されオプション加算が無い場合には、ご負担頂く基本料金はございません。
オプション加算 (例)
- ブラケットに通すワイヤーを白くする場合(セラミックのストレートのみに適用できます)
- インプラントアンカーを用いる場合
- ストレートの中でもワイヤーの滑りの良い特殊なブラケットを使用する場合
- 矯正治療のスピードを早める外科処置をおこなう場合
- 他院より御紹介を受け、共同して治療を行う場合にはこの設定に基づかない場合が御座います。
- 矯正基本料は一括払いの他、一年間の分割払いが可能です。
5.処置料
- A:調節料 5,250円 (矯正治療期間中 同月内治療一回目)
調節料 0円〜5,250円 (矯正治療期間中 同月内治療二回目以降)
- B:観察料 3,150円 (成長観察中や矯正治療終了後の保定期間)
6.装置料
当院では、矯正基本料および処置料に装置代金を含んでおります。但し、保定装置(リテーナー)の種類によっては別途実費が必要となります。子供の矯正治療から大人の矯正治療に移行する際に、選ばれた治療方法もしくは装置によっては追加費用が発生することがあります。
(4.矯正基本料 の項目参照)
矯正治療費は、下記の場合ではその総額(毎月の処置料や装置代を含む)はおよそ50万円となります。(初診相談から保定開始まで)
- 成人もしくは第二大臼歯までの永久歯がほぼ生えそろっている成人に近い歯並びになっておられる方(概ね14,5歳以降の方)
- 金属製のブラケット(スタンダード)を使用する
- 治療を2年半の期間で行う(歯並びの乱れが普通程度である方に一般的な治療期間です)
(但し、抜歯などの処置代金は含んでおりません。患者様により見積もりは異なります。治療期間によっても変動します。詳しくは診断説明時にご説明致します。)